3月31日、最終スコア「3対2」で群馬県初、
健大高崎高校が見事、優勝を勝ち取られました。
決勝戦、日曜日でもあったのでじっくりとテレビ観戦をさせて貰いましたので、
ナカマツなりの感想と、エピソードをこちらで述べさせていただきます。
高校野球に興味ある方も、そうでない方も、読んでいただけましたら嬉しいです。
今年の大会に限らず、春、選抜はまだ伸びしろが大きい新2、3年生のチームになるので、
毎年、優勝校を予想することがとても難しいのが特徴。
この度、LINEのイベントして、優勝校予想クイズを開催、
沢山の方にご応募いただきありがとうございました!
が。
残念ながら今回の最終結果は当選者無しとなりました。
優勝候補の予想で1番は「大阪桐蔭」で、
2番目は、大会初日に我が母校・田辺高校との激戦を勝ち抜いた
「石川県・星稜高校」でした。
この2校で全体の半分以上の予想となっていました。
どちらの学校も素晴らしい戦いぶりでしたが、惜しくも途中で敗れてしまいましたね。
個人的には星稜高校に優勝して貰い、被災地の皆様の活力になって欲しいと思っていました。
また、今大会の特徴で、新基準の金属バットの採用となり、
長打やホームランが激変した大会ともなりました。
また、ネットでも囁かれていましたが、観客数が激減したことも気になりました。
そんな中、初日の第2試合、21世紀枠で出場ながら
優勝候補の星稜に全く引けを取ることもなく、
「ひょっとすると…」と思わせるような戦いぶりを見せてくれた
田辺高校には感謝しかありませんでした。(涙)
そしてその時の応援席はほぼ満席で「とてつもない応援」が
テレビを通じて充分に伝わってきたことに加え、
学校OBとして何事にも代えがたい記念すべき出場に、感激と涙を覚えました。
実はパナットナカマツのお客様のY様の息子さんが、
田辺高校の選手として出場されていたんです。
今回の選抜優勝個予想クイズを実施するにあたり、
私は、一人でも多くのお客様に高校野球に関心を持っていただき、
できれば我が母校をしっかり応援していただきたい、という想いがありました。
出場をされる選手のご家族からすると「優勝校予想クイズ」は少し、
ふざけた催しと思われるかもしれませんが、
ご家族からは大会の盛り上げに関し
ありがとうございましたとメッセージもいただきました。
ゲームとは別に「応援団賞」の枠ではなんと!
最優秀賞が和歌山・耐久高校。
優秀賞・3校の中の一つに「田辺高校」も選ばれました。
田辺高校応援団が正式にクラブに昇格したのは、私が高校3年生の時でした。
正式なクラブに昇格するのに、元々の部員数がたったの1名で部員数が足りず、
剣道部である私や、そのほかの同級生が兼任で部員となり正式に発足する事になりました。
(私の高校卒業アルバムには剣道部と応援団部の二つに写真が載っています)
また、プチ高校野球評論家の私としては、前から思っている事ですが、
春夏を通じて名を馳せる有名校の多くを見ると、
高校野球に対する取組姿勢に驚きを感じます。
県内だけでなく、全国各地から中学生の優秀な選手を募り、
徹底的な練習、育成を経てチームを作り上げています。
テレビで観戦をしていていつも痛切に感じるのは、そういうチームの選手と
田辺高校や耐久高校のように、公立校の選手との体つきが全く違うことです。
高校野球の目的の一つ「教育の一環」と言う考え方がある中、
現在は「勝利至上主義」の方が勝っていると感じられることもあります。
夢の甲子園を目指す姿勢はみんな同じですが、
仮に甲子園に行けなくても、一つの夢に向かってチームで数年間、努力することは
長い人生においてきっと役に立つと私は信じてます。
クイズに参加いただき、この大会を盛り上げて応援くださった皆様ありがとうございました。
また楽しい企画を考えますので一緒にお楽しみください♪