志のリレー…1年ぶりの講話

 

 

# 松下幸之助商学院

# 2時間の講話

# 本科生11名

# 新社会人

# 仕事の哲学

# 転んだ時、どう起き上がるか

# 自分の振り返り

 

 

皆さん、こんにちは。

 

先日2月21日、ちょうど一年ぶりに、
滋賀県にある
私が卒業した学校、松下幸之助商学院へ行ってきました。 

 

 

一昨年にも商学院からオファーを頂き、
商学院を卒業して初めて社会人になる若い後輩の本科生たちに、
将来役に立てる話という事で講師役を仰せつかりました。

ありがたい事に昨年に続き、2年連続の大役となりました。

 

前日の20日に車で向かったのですが、
数日前からの寒波の影響で各地では雪の被害が出ている最中、
冬用タイヤなどとは無縁の私は、
道路の凍結などトラブルがないかドキドキしながらの運転でした。

 

 

大阪を過ぎ、京都に入ったところで雲行きが一気に変わり、雪が降り始め

「あっ、こりゃどうなるやろ

と心配をしたものの本格的に雪が降ることもなく、
無事に草津市に到着しました。

 

 

ホテルにチェックインした後、部屋で本番の予行演習をとも考えましたが
「今から練習したとしても」との思いから無駄な抵抗はやめました。

 

今回の講話には同じ業界の後輩である、
岐阜の今井君も特別参加することになっていて
同じようなタイミングで到着した彼と食事も兼ねて深夜まで盛り上がりました。

 

草津の方には申し訳ないですが、
これまで何度となく草津駅周辺で食事をしましたが、
なかなかピッタリハマる食事処を見つけることが出来ず、
今井君と二人で街を探索しながら

「あ~~、ここら辺はやっぱりええ店ないなぁ!」

な~んて、ぼやいた後、
何気に入ったお店がドストライクで最高!

 

 

私の大好きなワインも置いてあり、大いに盛り上がってしまいました。

 

翌日の本番は朝10時から12時過ぎの2時間枠の講話があるのに
久しぶりに会った仲間との時間を少し楽しみ過ぎてしまいました。(反省)

 

翌朝、本番当日、早朝5時に起き、スーツに着替え準備を整えました。

 

朝食も済ませチェックアウト後、会場の商学院へ車で向かいました。

 

今回、私の話を聞いて貰うのは商学院55期生・11名の若い後輩達。

18歳の高校を卒業した人、社会人を一度経験した人、女子も1名など多彩な顔触れでした。

 

私がこの商学院に入塾した時は本科生が約230名という大所帯。
少子化の社会現象もあってか今は生徒数が激変しています。

 

本科生の11人は2週間後、約1年間お世話になった商学院を卒業し、
新社会人としてスタートすることになります。 

 

そんな彼らに私がする話は私自身が社会人として失敗したり、
つまずいたりした経験から得たことを中心に、2時間枠を考えました。

 

 

仕事に対しての哲学的なこだわりの話

社会人として守らなければならないこと

将来、転ばない方法ではなく「転んだ時、どう立ち上がるか?」の話

商売人の永遠のテーマとは

将来、経営者になった時の為に知っておきたいこと 

 

私の悪い癖なで、過去に全国で300回以上の講演をさせて頂きましたが、
いつも作った原稿をほとんど見ずに喋ってしまいます。

 

今回もパワーポイントのシートも含め101ページにも及ぶ超大作でしたが
これまでと同じで脱線話のオンパレードでした。(恥) 

 

 

昨年は私一人で2時間使いましたが、今回は強力な助っ人「今井君」が
途中で少しの時間、私の代わりに喋ってくれることになりとても助かりました。

 

本科生の11名とは段違いなジェネレーションギャップなので
世代間による価値観の相違など、話をする前は気になりましたが
真剣な眼差しで聞き入ってくれる姿を見て安心しました。

 

こうして持ち時間枠を一杯に使い、無事に講話を終えることが出来ました。

 

前回と違い、今回は5人の方が質問もくれ
「あ~、真面目に聞いてくれていたんやなぁ」と思い、やり甲斐を感じました。

 

2週間後、彼らはいよいよ人生の新しい1ページが始まるわけです。

 

もちろん誰にとっても平々凡々な人生などはある訳もなく
迷ったり、試練を感じたり、時には挫折するかもしれませんが、
そんな時こそ私の話を思い出していただき、しっかりと自分自身の人生を楽しみながら、
将来、立派なまちのでんき屋の経営者になって貰えればと思いながら講話を終えました。

 

毎回、講師を務めて思うことですが、
人様にお話をする、ということは、
これまでの自分自身の振り返りが必要になってきます。

 

準備にはとても時間も掛かり大変なのですが、
今回も自分を振り返ることが出来て良かったと思う私でした。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。