# まちのでんき屋さん
# 27年目
# 方針発表会とは
# 発足の目的
# グループのお店だから出来ること
# 新たな決意
皆さん、こんにちは。
時は流れ、もう目の前にゴールデンウイークが迫ってきました。
世間の早い所では明日から大型連休とか…。
4月25日は私の愛すべき、今は亡き、おかんの命日。
早いもので7年目を迎えることになりました。
生前中はあれだけ喧嘩した中ですが…
今ではおかんの事を思うことが度々あります。(涙)
今日は会社の大事なイベントがあるのでお墓に行くことができず、
朝一にお仏壇にてお参りさせてもらいました。(おかんすまん)
さて、4月25日、本日は私が属するパナットグループの
2025年度 方針発表会の式典がありました。
早朝よりスーツに着替え、会場に出向き、準備を開始しました。
方針発表会という式典の意味合いは、会社組織が新年度を迎え、
昨年を振り返り、ここから一年間どのような目標を持ち、
どのような活動をするかを発表する場。
加盟しているお店の従事者全員が集まり、
また関係性の強い関連会社の方々をご招待します。
毎年、パナットでは新年度スタートに当たる4月下旬に開催しています。
今年もパナソニックの幹部の方々をお招きし、粛々と式典が行われました。
私たちパナットグループは今年で27年目を迎える
〈まちのでんき屋さんの集合体〉なのですが、
毎年の方針発表会の場に立つと発足当時からのことを色々と思い出します。
そもそもグループ化をしようとした目的は何なのかということですが、
27年前、刻々と変わる業界と社会情勢などを考えた場合、
従来の様にそれぞれのお店だけでできることに限度があることを感じていました。
もし同じような志を持つお店同士が集まり、様々なことを共有できたとしたら
「1店舗ではできない高付加価値の提供やサービス」を目指せる。
そうなると地域に根ざす私たち〈まちのでんき屋〉にしてみると、
お客様から喜んでいただけ、さらに今以上にご支援いただけけるのでは、
という想いから発足に至りました。
私のお店は今年で創業78年目を迎えるのですが、
もしパナット発足の時にグループに加盟していなければ、
おそらく今は存在しないと思っています。
グループだからこそ持てるメリットはいくつもあり、
そしてそれは全て、お客様にとって魅力的なことに繋がっています。
《商品に関して》
顕著な例としては、まず商品のことが挙げられます。
商売をする上で商品を確保する重要性や安く仕入れる方法などを考えた場合、
現在の資本主義の論理から言えばやはり「数の世界」になります。
しかし、もともと小さなまちのでんき屋が持てる資本には限度があり、
大手と戦うためには限りなく不利な状態になるのですが、
グループ化し組織となれば話は大きく変わってきます。
商品を絞り込み、メーカーさんとの交渉もできることで商品在庫を持つことが可能となります。
いかなる場合でもほぼ主力商品に関してはご注文後、長くお待たせすることはありません。
また、価格も大型量販店と戦えることにもなってきます。
《お客様へのサービス、イベント、企画》
今年も間もなく始まりますが、毎年、5~7月の期間は
お客様還元を目的としたキャンペーンを実施しています。
私たちはよく「キャンペーン」「キャッシュバック」などの企画をしますが、
これもグループだからこそできるスケールになってきます。
そこそこ資金力があったとしても単店でできることには限度があり、
リスクを考えた場合、なかなか実行するのは難しいと考えます。
様々な企画もグループだからこそできることですので、
私たち、と言うよりもお客様にとって喜んでいただけることにつながってきます。
今日の方針発表会の中でも話に出ていたことは、
高齢化時代を迎えている今、私たちまちのでんき屋の存在意義はあるのか?
ということですが、結論的にはむしろ今よりも必然性は高まるのでは、
との結論が出ました。
ではなぜ?
和歌山県ではすでに3人に1人が65歳以上という、高齢化が起きています。
そして今国内では物価の上昇、光熱費の高騰、人口減少など
様々な要因から、私たちのくらし方が大きく変わってきており、
この状況は止まることなく、むしろ加速度を増しながら変化していくと予測されます。
そうなると、安心で快適なくらしをするために、
やはりサポートをする係が今以上に必要になってきます。
そしてその係が私たちまちのでんき屋に一番合う、使命のようなことだと私は思ってます。
ただ商売として家電品や商品をご提供するのではなく、
いつも私が皆さんにお話するように
大切なお客様のくらしが今以上に快適で安心できるためのお手伝いが
ますます必要となる社会へとなります。
本日、私たちパナットグループの全てのお店がこのような同じ考えを強く持ち、
またこの1年、みんなで頑張って行こうと決意をした2025年方針発表会でした。
皆様方からの温かいご支援をお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。