#強者・現る
#身体の健康診断と同じ
#電気でも発火しますよ
1月の電気代の請求書を見て余りの高さに驚愕し、
前回のブログは当初予定していたものと緊急で差し替えしました。
前回では電気代を含めた光熱費について、
事前に知っておいて欲しいコトと高くなっているのは電気だけじゃない、
こんなことを解説させて頂きました。
余談ですが皆さん、この写真を見てください!
うちの家も店舗付き住宅でかなり電気代が高いですが、
先日、大阪の知人に聞くと「驚異の10万円越え!!」の電気代!
し、しかもこれとは別に「水道代が2万円以上!!」と聞きました。
家族人数が7人と言う事もあるのですが…
本人曰く、「私は光熱費を払うために働いている…」
その言葉を話す彼には少し「哀愁が漂ってました。(笑)(失礼)」
もしもの仮定の話ですがこの彼が生涯払う「光熱費」はいくらになるかと考えると…
「怖いですね。」
で本題に戻ると、今回は…
●各ご家庭で違う、対策について
●対策に伴う支援制度について
この2点についてお話をさせて頂きます。
●各ご家庭で違う対策方法とは?
対策をするにあたり、最初に抑えておきたいのが「電気だけ」でなく
ガス、灯油をひっくるめた「光熱費」に着眼していきましょう。
そしてこの光熱費は先ほども触れましたが
「各ご家庭がくらしをするために生涯、払い続けていかなければならない固定費」
と言う考え方をして頂きたいと思います。
【節約ポイントその① どのご家庭でも出来る節約】
一番最初にして頂きたいことは闇雲に節約術を始めるのではなく
「お家の光熱費の診断」を受けることをおススメします。
人の身体と同じで「キッチリと検診を受けて悪い所を治療」と言う考えです。
自分の家で光熱費が一番掛かっているのは何か?
そして、その原因は?
どうすれば解消できるか?
こう言う手順をたどれば効率よく改善できると思います。
この円グラフはエネルギー庁が出した2022年度のデータです。
一般家庭における、光熱費が掛かる順の内訳になります。
1位が「34.0%」で照明器具とテレビなど他の電化製品の複合、
次の2位に「27.8%」で給湯器、
3位に「25.1%」で暖房となっています。
こう見てもお分かりの様に、一般家庭で単体で光熱費が一番掛かるのは
「給湯器」という図式は今も変わらないようですね。
パナットナカマツがオール電化のご提案をし始めた20年前は
「給湯器のウエイトが50%以上」あったのを覚えています。
この20年間でエコキュートやボイラーの効率が上がり、
どんどん省エネになったからでしょうね。
前回でも解説しましたが電気もガスも灯油も値上がりしていますが、
やはり給湯器で一番光熱費が掛からないのは「エコキュート」になります。
実はこの後の解説に出てきますが、国は過去に、何度も補助金制度を実施し
エコキュートの実際の実測値を調べ、国も省エネ性を認めている給湯器になりますね。
このグラフは全国の平均的な数値になりますが、本来なら、
皆様方1軒1軒の光熱費の割合を測定しデータを元に対策することが一番になります。
しかし、現実的には今すぐ測定も出来ませんので、
このグラフを元に出来ることをご紹介すると…
1位 「34.0%」照明器具とテレビなど他の電化製品の複合に対しては・・・
★当たり前のことですがまず最初に頑張りたいのは「無駄な電気は使わない」という事になります。
こまめに消す、効率よく使うという事です。
★そして、私がおススメする効果的な方法は、照明器具をLEDに変えることです。
昔からの電球・白熱灯とLED電球を比べると掛かる電気代は「20分の1」とも言えます。
また従来の蛍光灯だと約半分は節電できるようです。
国内の電機メーカーでは、すでに電球・白熱灯、蛍光灯の生産を順次辞めています。
★照明器具以外の電化製品はやはり、省エネ性が高いものをおススメします。
特に冷蔵庫は新しいのを買って、使い初めにコンセントに差せば次に買い替えるまでは
コンセントの抜き差しなどはしないので「冷蔵庫の性能が電気代を大きく左右します。」
★あと、くらしに欠かせないトイレも機器の性能で電気代や水道代が大きく変わってきます。
ここのゾーンの家電品選びに関してはパナットナカマツにぜひお聞きください。
2位の「27.8%」の給湯器はエコキュートが省エネ性が1番です。
形が少し似ている電気式給湯器の一つ「電気温水器」をお使いなら、
この先の事を考えると早急にご検討されることをおススメいたします。
深夜だけの電気代が「とんでもないことになっています!」
3位の「25.1%」の暖房についてですが、
これもお使いの方法を考えられた方が良いと思います。
少し前に暖房についてブログでもご紹介しましたが、
光熱費、快適性、安全性を最優先すれば「加湿器と併用してエネチャージ搭載エアコン」がベストアンサーになります。
あと補足ですが、現在、太陽光発電を設置されておられる方、
普通に「キロワット単価・8円」で売電されるより、もっと効果的な方法もあります。
それは蓄電池をすぐに付けるとか、V2Hを設置するとかではなく「使い方」を工夫する方法になります。
太陽光を付けられている方はそうでない方に比べてとても優位であることは
覚えておいてくださいね。
また、冬場、ご年配の方のお一人くらしのお家でよく見かけるのが、
一つの壁コンセントから、それこそタコの足のように延長コードを使って
「やぐらこたつ、ホットカーペット、おまけに電気ストーブの併用」をお見掛けします。
寒いからこそ、こうなっているのだと思いますが光熱費よりも優先されるのは「安全性」です。
電気でも使い方によっては「発火」することもありますのでご注意くださいね。
★その他対策の方法
光熱費を無駄なくするために光熱費を使う機器に目を充てるのも大事ですが、
使う場所に目を向けることも大事でとても効果を得られます。
いわゆる高気密高断熱にする方法です。
前のブログでも触れましたが冬場の窓から逃げる熱、夏場の窓から入る熱、
ここをリフォームするだけでかなりの効果が見込めます。
今から、10年以上前にも国の補助金制度を使い、沢山の方に喜んで頂きました。
その時も断熱窓に対して補助金が出たのですが、断熱性の説明は口頭ではなかなか伝わらないので
「旭硝子株式会社さん」にお願いして作ったのが写真の「体感器」です。
これを使って体感いただくと「いかに窓断熱が良いかすぐにわかります。」
是非一度、体感してください!
★対策に伴う支援制度について
支援制度についてですが「とても良いタイミング!」で補助金制度が始まっています。
住宅省エネ2023キャンペーン【公式】 (mlit.go.jp)
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/
過去にはない3省「環境省・経産省・国交省」合体の制度になっています。
上のURLを見て頂ければ良く分かりますが、対象商品も数多く、
工事代金も対象に含まれる制度もあります。
先進的窓リノベ事業では様々な工法が対象で「最大200万円の補助」や
エコキュート+エアコン、各省の制度を併せて使用することも可能、
おトイレ、IH200V、システムキッチン、システムバス、洗面ユニット、レンジフード、
ビルトイン食洗、浴室暖房乾燥機と言ったものが対象となります。
同じ買うならしっかり補助金を貰ってお得な買い物をしてくださいね♪
ただし、全て国の予算内が限度になります。
予算額に達した段階で終了となりますので、気になる方は早急にパナットナカマツへお問合せください。
国際・国内の情勢を考えても、
くらしに大きく関係する光熱費は今後も楽観視は出来ません。
シッカリと勉強して少しでも皆様のお役に立てるように頑張ります。
出来れば皆様方も毎月の光熱費のチェックをお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回ブログでは「人間・中松」の一端をお見せします。