6月の決まり事…

 

# 親父とおふくろの

# まちのでんき屋のコンテスト

# 滋賀大津プリンスホテル

# 表彰式からの懇親会

# まさかの新幹線旅

 

 

 

皆さんこんにちは。
少し遅めの梅雨入りの今年の6月ですね。

 

 

6月20日は私の父親の誕生日で、その1週間後の27日はおふくろの誕生日。
もうすでに二人とも他界していますが、やはり6月になると必ず、思い出します。

 

二人とも生きていれば親父は「101歳」、おふくろは「99歳」になります。

 

毎年この季節になると思い出すのは、両親が生前中に優しくできなかった
後悔の念も少し感じているのかもしれません。

 

「親孝行したい時には親は居ず」
そのままですね。

 

そしてまた、毎年6月になると、必ず決まったイベントがあります。

 

それは毎年、私が卒業した〈松下幸之助商学院〉の卒業生で繰り広げられる
「全国のまちのでんき屋の販売コンテスト」


毎年2月から4月の期間で決められた実績以上を出せば、
全国の仲間が一斉に集う
「全国明徳会表彰式」に招待されることになります。

 

 

私自身、今年もお客様方のお陰で無事に入賞し、
6月18日~20日の足掛け3日間、
滋賀県の大津プリンスホテルへ行くことができました。

 

 

今年の参加者は、関係者も含めて約800名での式典となりました。

 

松下幸之助商学院も開校からすでに55年も経ち、
卒業したまちのでんき屋の2世、3世は約5,000人にもなります。

 

この表彰式に参加する最大の楽しみは、商学院で1年間寝食を共にした仲間との再会で、
表彰式式典の後の懇親会が最大の山場になります。

 

 

たったの2時間しかないこの宴(うたげ)ですが、
開始と同時に会いたい仲間を探し、広い会場は一気に動き出します。

 

今年の表彰式~懇親会も例年になく大盛況だったのですが

 

その一方で今回、埼玉の後輩がとんでもない事態を経験する事になりました。

 

表彰式の当日19日には、北は北海道、南は沖縄までのメンバーが
一斉に大津プリンスに向けて、早朝より移動をし会場に集結します。

 

14時から表彰式で、その後事例発表の共有などもあり、
メインの懇親会は18時から始まります。

 

中でも埼玉県のメンバーの多くは私が過去にセミナー講師として行ったことなどもあり、
多くの後輩たちと仲良くさせて貰っています。

 

今回、悲劇の主人公のK君もその中の一人で、和歌山の研修会にも参加してくれている後輩の一人。

 

式典開始前のロビーで待機していると、続々と到着した面々が挨拶に来てくれる中、
埼玉のチームが到着したときにメンバーの一人が

 

「中松さん、今、K君は大変な事になっています」

 

「えっ、何かあったん?」と聞くと

 

「我々は数時間前に京都に着いたのですが、新幹線を降りてから、
K君が自分の携帯を新幹線に置き忘れたことに気付き、JRに問い合わせたところ・・・

 

 

『規則上、結論として携帯電話はご自分で取りに出向かないと渡せません。』と言われ(-_-;)

なので彼は一度新幹線を降りましたが、自分の携帯を追いかけるために再度新幹線に乗りました。

多分、今頃は岡山か広島くらいで携帯電話は最終の博多で確保されているようです」

 

もう、私だけでなく周りの仲間全員がその場で

「ひえ~~~」と悲鳴を上げながら半分笑っていました。

 

 

埼玉の後輩に「で?どうなの?懇親会とか間に合いそう?」と聞くと

「中松さん、残念ながら」と絶句していました。

 

そしてそんな話している最中に、本人が携帯電話を無事に確保し、
すぐに
「テレビ電話」をかけてきました。

 

私も電話に出たのですが、自分が思ったより本人は元気で

「中松さんお久しぶりです。こんな再会の仕方で申し訳ありません」

と話してくれました。

 

結局、彼はその後、宿泊先の京都にはたどり着いたとのことでした。

 

19日、K君は埼玉を朝に出発し、その後ほぼ半日間、新幹線の中。
一番の楽しみだった懇親会での仲間との再会も出来なかった、
というなんとも悲しい出来事でした。(苦笑)

 

今度、彼の誕生日には身体に密着するタイプの携帯ストラップをプレゼントしようと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

忘れ物、紛失には気をつけましょうね♪